簡単にわかる*「エッシェンシャル思考」の10文字まとめ
スポンサーリンク
書籍が人気で、漫画版も出版されている「エッセンシャル思考」を読みました。10文字で要約して、学んだことをまとめておきたいと思います!
「エッシェンシャル思考」を読んだので、自分への覚書として、内容を10文字でまとめます。これから読もうか迷っている方の参考になれば幸いです。
*「エッセンシャル思考」とは
エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする
グレッグ・マキューン著 2014年
12万部突破!のロングセラー
全米ベストセラーの邦訳!
Apple、google、facebook、twitterのアドバイザーを務める著者の
99%の無駄を捨て1%に集中する方法!
(日本版帯紙コメントより)
これが日本でも評判となり、漫画版も出版されています。
本のタイトルにもなっているように、「最少の時間で効果を最大にする」のが「エッセンシャル思考」という「思考法」で、その考え方や、主に仕事に置いての実践方法が書いてある本です。
日本人もにこれがヒットし、私はとあるインフルエンサーの方がツイッターで書いているのを見て購入し読みました。1度読み、なんとなく流し読みになっているような気がして再度2回目を読み、ようやく本の中身が自分の中でしっくりきたような感じがしたので、まとめるためにこの記事を書いています。
*10文字でまとめると「ミニマリズムの実践」
10文字でまとめるには少し難しい内容だったと思いますが、でも私の頭で覚えていられるのはこれくらいの短いまとめなので、批判覚悟でやってみました。
作中の中に、「より少なく、より良く」という言葉が多用されていたので、それと迷いましたが・・・あえて自分に落とし込むとしたら、10文字まとめは「ミニマリズムの実践」かなと結論。
エッセンシャル思考10文字まとめ=ミニマリズムの実践
*読んで学んだこと・思ったこと
作中では、著者自身、もしくは今まで出会った例を多く紹介しながら、「無駄なことを切り捨て、本当に大切なことを見出し、最大の結果を出す」という思考法について語られています。
途中まではフムフム・・これがエッセンシャル思考の考え方かあ・・・と読んでいたのですが、後半に入りじっくり反芻しながら読んでいくと
「あれ、これって今流行りの”ミニマリスト”の考え方を仕事に活用したものでは?」と思ったのです。
ミニマリズム (英: Minimalism)とは、完成度を追求するために、装飾的趣向を凝らすのではなく、むしろそれらを必要最小限まで省略する表現スタイル(様式)[1]。ミニマリスムとも表記される。「最小限主義」とも。
ミニマリズムとは、表現様式のことを元々指すようですが、現代の日本における「ミニマル思考」とは、生活スタイルや思考法などを意味していることの方が多いと思います。ですがこれはあくまでもインテリアや生活スタイルを指しているのであって、仕事の面で「ミニマリズム」や「ミニマリスト」の言葉を使用することはあまり無いですよね。
つまり、私たちの気質として
「インテリアや生活様式=プライベートでコントロールが効くもの」
「仕事=顧客や上司、企業のためのものでコントロールが効かないもの」
というイメージがあるのでは無いかと思います。
ではなぜ「顧客や上司、企業のためにコントロールを効かせる(つまりミニマル化する)ことができないのか?」というと、
「仕事のミニマル化=業務利益に関わる」という恐れがあるからだと思います。
無駄な残業、意味のない飲み会や付き合いなど、本当はいらないな?と思っていることも、上司から「これは会社の利益に関わるから」と言われ、会社の文化がそうなっていると「いや、これをやめた方が利益が上がります」と言える若手の社員はなかなかいないのではないでしょうか。(言えないような雰囲気を作っている会社が多い、という意味合いです)
しかしこの著者は、そのような「意味のない」こと、もしくは「少ない利益しか生まないもの」は全てやめて成功している人をたくさん紹介しています。
そして本当に大切な「莫大な利益をもたらす可能性があり、軸になりうるもの」に一点集中した方が良い・・・。
これがつまり著者の言う「より少なく、より良い」であり、私はこれが「ミニマリスト」の考え方に通づると思ったのです。
持つものをより少なく、より良くするように、
仕事もより少なく、より良くしていく。
とてもシンプルで、自分にとってもわかりやすいと思いました。
*こんな人に読んでほしい!
この本のレビューを読んでいると、「とても気持ちが楽になった」とか、「実践して生きやすくなった」と言うコメントが多く見られました。
私は正直そこまでは感じなかった(失礼)けれど、この本によって人生を影響される方もたくさんいるのが事実です。
個人的には、社会全体のことを考えると、私たち20〜30代の世代というよりも、もう少し上の世代の方に読んで見てほしいなーと思いました。
私の務める会社の、中堅〜上層部の年代のおじさまたちは、たくさん働きすぎているような気がするのです。たくさんのプレゼン、会議、データ作成、報告、などなど、「それは私たち下の者でもできるのでは・・」と思うようなことも、全部抱え込んで仕事をしていて、多分オーバーワークです。
大きな利益をもたらすイノベーションが生まれるような余裕はなく、毎日残業に追われ、憂さ晴らしに飲み歩いているのを見ると、なんだかとても辛い気持ちになります。
「そんなこと若造に言われたくない!」と思う方がいらっしゃれば、そんなあなたにぜひ読んでほしい本です笑。
また、忙しすぎて毎日にゆとりが持てない方にもオススメ。
実際に「どうやって減らすか」の実践マインドにまで言及されているので、きっと「読んでよかった」本になると思います。
他の方のレビューや詳細はこちらから・・・。
元々「ミニマル思考」が好きだった私にとっては、「まーね」って感じの内容だったかな・・。でも忙しくなって視野が狭くなりそうな時は、もう1度読み返してみようと思います!
合わせて読んでほしい、関連記事
*私のミニマリストへの道。色々考えて実践中。